外国人が日本で就職するなら「チョドメ企業」はやめておけ!
外国人が活躍しやすい日本企業とはどんな会社だろうか?
私は次の2点だと思う
(1)海外にも事業展開している
(2)外国籍社員の採用に積極的で、外国籍社員を受け入れやすい人事制度がある
逆に言えば、
・日本国内でしかビジネスをしていない。
・社員は日本人だらけ。
というような超ドメスティックな会社、略して「チョドメ企業」は避けた方が良いだろう。

チョドメ企業かどうかを見極めるためのチェックポイントを紹介しよう。
まずは「国内・国外の売上比率」「外国籍社員比率」はチェックしよう。この二つはすぐに調べられるだろう。ただし、これだけでは分からない。なぜなら、国外売上比率が高くても、海外セールスを商社に任せている場合もあるし、外国人社員数は、海外拠点の社員がカウントされている可能性もあるからだ。日本本社には外国人がほとんどいないというケースもある。
だから私は、次の2点もチェックするようにお勧めする。
(3)役員に外国人がいるか
(4)人事部に外国人がいるか
役員に外国人がいれば、グローバルな経営を行っている確率が高くなるし、英語を話せる人日本人役員も多いと予想される。
また人事部というのは、通常は、一番ドメスティックになりやすい部署だが、そこに外国人社員がいるということは、かなりダイバーシティが進んでいる可能性が高いと言える。しかも、外国人の目線で採用や研修が行われていて、外国人が働きやすい環境である可能性も高いだろう。