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世界TOPを取るかも知れない日本のIT企業

今回は、世界TOPを取るかも知れない日本のIT企業として、フリマショッピングアプリを運営するメルカリを紹介したい。

その理由は、次の3つだ

理由1:経営陣がイケている

社長の山田氏は、ゲーム開発会社ウノウをZyngaに売却したこともある人物で、シリアルアントレプレナーとして知られている。

取締役の石塚氏は、アメリカ育ちで、ソーシャルアプリゲームを展開するRockYou Inc.をシリコンバレーで創業した経歴がある。

小泉氏は、証券会社に勤めていた時にMixiやDeNAなどのIPOを担当した後、数社のスタートアップを支援し、2013年にメルカリにジョインした。

CFOを務める長澤氏は、シカゴ大学経営大学院卒業後、ゴールドマンサックスに入社し、東京とサンフランシスコでIT関連のM&AやIPOを担当した後、2015年にジョインした。

他にも、創業経験者、事業売却経験者が経営陣を占めるのだが、個々に優秀なメンバーが社長の山田氏の元に集まり一丸経営を行っている。

理由2:UIがイケている

他のフリマショッピングアプリと比べても、その使いやすさが目立つ。

そして、その裏側を支えるのは、同社のカスタマーサポートチームで、ユーザーから寄せられた数々のリクエストを猛スピードで改善につなげている。

理由3:人事がイケている

ソーシャル・リクルーティング・ツールを提供するWantedly社が選んだ「すごい人事大賞」に同社人事部の石黒氏が選ばれた。

日本のIT系の人事に関わる人であれば知らない人はいないくらい石黒氏は最近有名だ。

オンライン、オフライン問わず、様々なイベントを手掛けており、優秀な人材が次々と

ジョインを決めているという。

メルカリはこれまでに、総額126億円もの資金調達を行っている。

日本のマーケットではすでに営業利益が十分でているので、これからは海外展開に人材と資金を積極的に投下していくのは間違いないだろう。

一点、私が懸念点を挙げるとすれば、外国人役員がいない点だ。

かねてより私は「役員と人事に外国人がいない会社のグローバル化は難しい」と言っている。(こちらの記事を参考)

しかし、今メルカリは、バイリンガル人材の採用を強化しているところなので、外国籍の役員や人事が出てくるのは間もなくだろう。


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